新潟県農業総合研究所・作物研究センター 主任研究員・古川様からのお知らせです。
ぜひご参加ください。
皆様、大変お世話になっております。
平成29年8月2日(水)ー3日(木)に
新潟大学で「有機農業研究者会議2017」
というシンポジウムを開催しますので、
ご案内させていただきます。
本シンポジウムでは、有機栽培水田の雑草を対象として、
そもそも雑草とは何か、という初心の議論から
最新の水田雑草対策技術紹介、までを網羅的に取り扱い、
有機栽培の現場における雑草問題の解決策を探ります。
また、農家水田において最新の除草機の実演を行うほか
雑草の実践的な識別技術などを学びます。
一方、有機農産物の販売戦略のセクションでは、
学校給食、レストランにおける食材、
大手スーパーマーケットによるマーケティング、
などにおける多様な取組を紹介いただきながら
これから有機農産物の需要を広げていくために何が必要か、
広く議論したいと考えています。
有機栽培の取組を少しでも推進するために
多くの方々にご参集いただき、
意見交換を進められることを楽しみにしております。
注)
シンポジウム開催日は、長岡市の花火大会と日程が重複しており、
宿泊を予約することが困難となっております。
実行委員会事務局では、予め一定数のホテルを仮予約しておりますので
ご入り用の際はできるだけ早めにお申し込みいただけますようお願い致します。
少なくとも6月末までは部屋を確保しています。
また、締め切りが迫っており恐縮ですが (6月末)、
ポスター発表の募集もしておりますので
添付のポスター・チラシをご覧いただき、
各地の様々な取組をご紹介いただけますよう
お待ちしております。
「有機農業研究者会議2017」開催要領
「有機農業研究者会議2017」実行委員会
趣旨
有機農業推進法を背景として、有機農業を普及推進するための様々な取り組みが全国各地で試みられていますが、情報交流や連携模索の場は限られているのが現状です。そこで、国、地方自治体、大学および民間の研究者など、有機農業の試験研究に従事または関心のある方々同士や有機農業実践者との情報交流を行える場として、「有機農業研究者会議2017」を開催します。
日時
2017年8月2日(水)12:45 ~ 8月3日(木) 16:00
会場
新潟大学図書館ライブラリーホールおよびラウンジ (ポスター展示ブース)
(新潟県新潟市西区五十嵐2-8050 TEL:025-223-6161 (代表))
新潟東映ホテル (情報交換会) (新潟県新潟市中央区弁天2-1-6 TEL:025-244-7101)
宿泊場所
新潟駅前にシングル60部屋用意 (1泊朝食付 8,860円)。
登壇者および県外の方を優先。6月末頃まで予約斡旋予定。
主催
「有機農業研究者会議2017」実行委員会
共催
日本有機農業学会、(国研)農研機構・中央農業研究センター、NPO法人有機農業参入促進協議会、
後援
新潟大学農学部、新潟県、農林水産省
参集範囲
国立研究開発法人・地方自治体・大学および民間の有機農業の試験研究者、有機農業実践者、普及員・行政担当者、JAなど農業関連団体関係者など
参加費
資料代:4,000円、現地見学会: 1,000円、意見交換会費:5,000円
主な内容
最新の水田雑草研究と有機農産物の販売戦略について、第一線の研究者と実践者に話題提供いただくと共に、参加者間で意見交換を行います。また展示ブースでは、国(農研機構)および地方自治体などの有機農業研究への取り組み状況や全国の有機農業研究報告などについて意見交換を行います。さらに現地見学では、最新の水田用除草機械の実演を行います。
参加申込
チラシや日本有機農業学会Webサイト (www.yuki-gakkai.com/) の参加申込用紙に必要事項を記入の上、E-mailまたはFAXにて下記までお申し込みください (メールへの直接記載でも可)。
「有機農業研究者会議2017」実行委員会事務局
E-mail: yuki.kaigi.2017@gmail.com
FAX: 0258-39-8498
ポスター発表
日本有機農業学会Webの申込用紙で6/30 (金) までに申し込みください(要旨締切7/7(金))
日程
【第1日目 8月2日(水)】
受付 (12:00~12:45)
開会あいさつ(12:45~13:00)
未 定 (新潟県)
澤登早苗 (日本有機農業学会会長)
未 定 (農林水産省農林水産技術会議事務局)
第1部 水田雑草との上手なつきあい方 (13:00~16:30)
座長 三浦重典 (中央農研)
伊藤一幸 (元 神戸大)「水田雑草の生き様に迫る!」
飯田一博 (みのる産業 (株)) 「最新の水田除草機械~アイガモロボット~」
浅井元朗 (東北農研) 「もうヒエ抜きはいらない~高熱蒸気で収穫後に雑草種子を駆除」
粟生田忠雄 (新潟大) 「トンボを育む田んぼと百姓仕事」
講評 安野検一 (農家)「新潟県有機農業ネットワークと農家の取り組み近況」
第2部 ポスターセッション (16:40~17:40)
全国の有機農業研究や実践事例報告。その他、展示など。
情報交換会 (18:30~20:30)
新潟東映ホテル
【第2日目 8月3日(木)】
第3部 有機農産物の多様な出口戦略 (9:00~11:50)
座長 堀井 修 (新潟県OB)
谷口吉光 (秋田県立大)「全国のオーガニックフェスタ活況と取組の勧め」
藤家 憲 (三条市)「有機食材による学校給食と食育・健康寿命」
鈴木 将 (寿々瀧)「レストランにおける有機食材ニーズ」
長崎清一 (新潟ときめき生協)「産消提携の今と今後の展望」
遠藤和行 (イオンリテール(株))「有機農産物に対する消費者ニーズとマーケティング」
宮尾浩史 (農家)「生産者として有機農業に期待すること」
閉会あいさつ (12:10~12:15)
鶴田志郎 (NPO法人有機農業参入促進協議会)
第4部 現地見学 (12:30~16:00)
バス移動(車中にて有機栽培コシヒカリのおにぎり)
現地 (1)井浦博之 (北区福島潟乙)/最新の乗用除草機 (みのる産業 (株)) の実演
現地 (2)宮尾浩史(北区大月) /肥料栽培水田や耕畜連携水田の見学 /雑草解説 (伊藤一幸)
バス移動 (新潟空港 17時頃着・新潟駅 18時頃着)
※演題の一部は仮題です。講師など内容は変更になる場合があります(文中敬称略)。
関係書類
ポスター・チラシ(PDFファイル)
開催要領案 (word文書)
以 上